KIMASHI TOWER＃２「腰に来ましたわーーッ！」

木増「あぁ・・・いいよ・・・」

ノンケちゃん「百合ちゃん・・・」

木増「あっ・・・あぁっ！・・・そこっっ・・・！」ﾋﾞｸﾝｯ

ノンケちゃん「百合ちゃんっ・・・！」ｷﾞｭｯ･･･

木増「くふぅっ・・・！いいよ・・・もっと・・・！」

ノンケちゃん「百合ちゃん・・百合ちゃんっっ・・・！！」ｷﾞｭｳｯ･･･

木増「あぁっ！らめぇぇっっ！！」ｿﾞｸｿﾞｸｯ

ノンケちゃん「百合ちゃんってば！！！」ｷﾞｭｳｳｳｳｳｳｳ

木増「痛だだだだだだ！！力入れすぎてまｓギャアアアアアアアアアアアア！！！」

ノンケちゃん「マッサージ中に変な声上げないでよ！」ｷﾞｭｩｩｩｩｩｩｩｩ

木増「痛い痛い痛い！！！手を離してくださいまし！！！」

ノンケちゃん「もう・・・なんでこんな怪我したの？」

木増「いやそれが・・・」


　―回想　建築現場


木増「これはどこに運ぶんですのー？」

従業員「あぁ、それはあっちの鉄板の上だね・・・ところで・・・」

従業員「木増監督っていつもそのハンマー背負ってますよね？」

木増「プライベートではちゃんと手で持ってますわよ？」

従業員「いやそうじゃなくて、逆に仕事中は降ろさないのかなーって。重いでしょう？」

木増「・・・確かにそうですわね・・・」

従業員「仕事の効率あがったりして」

木増「それはいいですわ！早速降ろしましょう！」ｺﾞﾄﾝ

木増「おぉー！軽いですわー！早速荷物を運びましょう！」

従業員「重いもの降ろしたんですから力加減気をつけてくださいよ？」

木増「大丈夫ですわよ！それではこれを・・・よっこらせっくすングッ！？」ｸﾞｷｯ!

従業員「ほら言わんこっちゃ無いってギックリ腰！？」

木増「た、助けてくださいまし～」ｸﾞｯﾀﾘ

従業員「（ちょっとかわいい・・・）ってそうじゃない！社長ー！監督がー！！」

旗「娘は渡さないぞ！」

従業員「違いますよ！なんでそうなるんですか！」


―


木増「ということがあったんですの」

ノンケちゃん「意外と百合ちゃんって男受けいいんだね」

木増「男にモテたってしょうがないですわ！」

ノンケちゃん「男が正しいの！！」ｷﾞｭｳ

木増「もう痛みには慣れましたわよノンケちゃん。もっとらしくやってみてくださいまし」

ノンケちゃん「らしくって？」

木増「本格的に患者に乗る感じですわよ」

ノンケちゃん「それマッサージ士というより整体師な気がするけど・・・まあいっか。よいしょっと」ﾄｽﾝ

木増「膝立ちィ？またがった方がいいですわ！」ｸﾜｯ!

ノンケちゃん「いやクワッ！って・・・こう？」ﾎﾟｽﾝ

木増「いいですわぁ＾～そしたらもう少し後ろに座ってくださいまし」

ノンケちゃん「この辺？」ｽｽｯ

木増「もうちょっと後ろ。お尻とももの間あたりですわ」

ノンケちゃん「ここ？・・・って！？この構図はダメだよ！///すぐに動けないし！」ﾜｯｷﾜｯｷ

木増「いいじゃないですの！別にこれ絶対入ってるわけじゃないよね？」ﾌﾍﾍ

ノンケちゃん「フヘヘじゃないよ！こんなところ誰かに見られでもしたら――」

ｶﾞﾗﾗｯ

従業員「監督お体の調子はどう・・・」

ノンケちゃん「」

木増「あら、好調ですわよ？」

従業員「こっちが紅潮しちゃうね・・・ごゆっくり」

ｶﾞﾗﾗﾋﾟｼｬﾝ!

木増「好調と紅潮を掛けるなんて、面白い方ですこと！」

木増「痛い痛い待ってノンケちゃん！腕折れちゃう腕折れちゃう！なんで関節技ァァァァァァァ！！！」ｷﾞﾁｷﾞﾁ


　―翌日　木増建築


木増「いてて・・・まさかホントに折るなんて・・・」

旗「百合・・・その包帯・・・」

木増「ああ・・骨折ですの」

旗「やっぱり噂は本当だったのか・・・！」

木増「え？」

旗「ウチの娘と淫らな事をした挙句、腕を折ったって噂を聞いてな・・・」

木増「あらもう噂に？」

旗「だから、その時近くで目撃された従業員をクビにしてやった所さ」

木増「・・・あら～・・・」

つづく！